映画「アキレスと亀」
北野武監督の作品です
北野武監督の作品は初めて見るんですがアキレスと亀は独特の世界観でした
真知寿の芸術家としての一生を描いた映画です
真知寿は純粋な故に言われた事をひたすらやってしまうんですよね
とことん突き詰めてしまう
いつからか自分が出せなくなっていったんでしょうね
そしてこの映画はある意味芸術の価値を否定してる映画だと思ってます
売り出す人次第で値段がつくってことですよね
営業職と一緒なのかなと
大人になってから描いた絵は否定されてきたのに子供の頃に描いた絵は言葉巧みに大人が価値を付けるという
最後の空き缶20万がそれを表してると思ってます
誰かにとってはただの空き缶でも誰かにとっては20万の価値になるかもしれない
芸術もそうなんですよね
誰かにとっては価値がないけど誰かにとっては価値がある
理解してくれる人がいればそれでいいのだと
ラストがそうだと思いました
夫婦仲良く歩いてる姿はまさしくそうだと思います
しっかしこの映画人がとにかく死ぬ…
真知寿が普通ではない事を表してたのかな???
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